ヘッジファンドの投資戦略 |
概要 |
'94/1〜
年平均
リターン |
リスク
(標準
偏差) |
シャープ
レシオ |
CSFB/Tremont
ヘッジファンドインデックス |
ヘッジファンド全体の総合的利回り |
10.61% |
8.01% |
0.85 |
@マーケットニュートラル
(株式市場中立)戦略 |
株式の売りと買いを同額行って相殺し、市場全体からの影響を排除し、個別株式の選択リスクを取る |
9.94 |
2.99 |
2.05 |
A方向性重視
(株式ロングショート)戦略 |
株式の買いと株価指数オプションの売りを組み合せ、上げ相場の時には買い持ち、下げ相場の時には売り持ちを増やす |
11.63 |
10.44 |
0.75 |
Bショート・セリング戦略 |
株価がその企業の実態を反映せずに高騰していると判断した場合、第三者から株を借りそれを売却(空売り)することで利益を得る |
-2.38 |
17.63 |
-0.35 |
Cエマージング市場戦略 |
情報の歪の大きい新興国市場の株式または債券に投資するもの |
7.75 |
16.70 |
0.24 |
Dイベント・ドリブン(主導)戦略 |
合併、財務リストラ、破産、組織再編等の企業に関する重要なイベントが創出する価格変動を捉えようとするもの |
11.48 |
5.74 |
1.34 |
Eグローバル・マクロ戦略 |
世界各国のあらゆる金融商品間の不均衡に対し、マクロ経済や政治のイベントが与える影響を予測し、レバレッジを効かせた投資を行う(ジョージ・ソロスが代表例) |
13.57 |
11.35 |
0.86 |
Fマネージド・フューチャー戦略 |
デリバティブを用いて全世界の商品先物市場や上場金融先物に投資を行う。通常CTA(商品先物)と呼ばれる |
6.58 |
12.2 |
0.23 |
G転換社債アービトラージ戦略 |
株と債券の両方の特性を持つ転換社債の複雑な価格形成を利用し、アービトラージ(裁定)利益を得る |
8.63 |
4.84 |
1.00 |
H債券アービトラージ戦略 |
各国の国債・社債・地方自治体債・MBS(モーゲージ担保証券)・金利スワップなど金利関連証券間の価格の歪に着目して利益を得る |
6.4 |
3.82 |
0.68 |
Iマルチ・ストラテジー |
上記のいくつかの異なる戦略を組み合わせ、その間でダイナミックにb資金配分を変更して利益を追求する |
9.12 |
4.36 |
1.21 |