「手に取るように金融用語がわかる本」 三菱総研経済調査部 監修 より ■RR(リスク・リターン)分類 投資信託の安全瀬と収益性を、運用方針を目安に5段階に分けた指標。 投資信託は、資金をどのように投資するかによって収益性や安全性が変わって きます。 「RR分類(リスク・リターン)」とは、この運用方法を目安にして、投信の収益性・ 安全性を分類した指標です。 RR分類では、投信はRR1分類からRR5分類まで5種類に分かれ、数字が高いほど リスクもリターンも高くなります。 例えば安全性の高い公社債投信はRR1に、デリバティブも利用して高い収益を 狙うタイプの投信はRR5に分類されます。 その投信がこのRR分類でどれに当るのかは、受益証券説明書に記載することに なっています。 ■受益証券説明書/目論見書 投信の運用方針・対象・約款などが記載された書類。 外国投信の場合は目論見書と呼ばれる。 それぞれの投資信託には、その概要から運用の方針、運用対象(どんな株・ 債券に投資するのか)、期間、購入単位、手数料、税金、約款の内容などが 詳細に書かれた冊子が作られています。 これを受益証券説明書といい、法律で作成が義務付けられています。 受益証券説明書とは別にいわゆるパンフレットも用意されていますが、 実際に購入するに当っては必ず受益証券説明書を入手して、しっかり内容を 確認することが必要です。 なお、外国投信の場合は、同様の冊子を「目論見書」と呼んでいます。 楽して稼ぎたい人は見ないでください。この講座ではムリです。 |
■投資基礎 →投資をしなくても幸せになれる時代は終わった →投資を始める前に読んでおきたい名著 →実際投資に役立つ王道の著
→定期預金や郵便貯金は欠陥商品 →ABS/SPC(特別目的会社) →ALM(Assets and Liabilities)
→RR分類と受益証券説明書 →保護預かり/保管振替制度と単位株 →株式累投(るいとう)とミニ株
→証券総合口座とラップ口座 →金融持ち株会社 →証券取引所
→店頭市場とJASDAQ →譲渡性預金CDとCP →モーゲージ担保証券MBSとCMO
→EBITとEBITDA →IRA(個人退職年金勘定) →インデックスと指数裁定取引
→インデックス運用とインデックスファンド →売上高利益率の各種 →景気指標と先行・遅行指数
→ゼロクーポン債とコーラブル債 →株価オプションと株価指数オプション →キャピタルゲインとキャピタルロス
→ファンドの回転率と買戻し手数料 →グロース投資(成長株)と積極型 →債券・社債と債券ファンド
→株式ファンド・インカムファンド →純資産と純資産価額/NAV →消費者物価指数CPIと生産者物価指数PPI
→バリュー投資とバリュー型ファンド →転換社債型新株予約権付社債(CB) →イールドスプレッドとイールドカーブ
→直接金融と間接金融 →金利と債券価格 →金利と為替
→優先株と劣後債 →BIS規制と早期是正措置 →金融商品の型とタイプ
→リスクを減らす方法@ →リスクを減らす方法A →リスク許容度と期待リターン
→モノラインとは